12/27 マタイ福音書2章13-23節 「エピファニー(公現日)」

 占星術の学者達が来たのが1月6日とされ4世紀ころより「公現日(エピファニー)」と呼ばれます。この日でクリスマスシーズンが終わります。今日の箇所はヘロデ王のところに学者が再び戻らなかったことからの疑い、「新しい王」の誕生に不安を抱き、ベツレヘム周辺でこの頃に生まれた男子を殺させたとあります。ただし、この命令は発布されたかもしれませんが、歴史的な調査の結果、実際には行われなかったと考えられています。そうであってほしいと願います。ヨセフ一家は夢のお告げを聞き、エジプトに逃げます。その後、再びナザレに戻ったのです。ヨセフは自分で考え結論を出す人でしたが、キリスト誕生において、神の声を聞き歩む人になりました。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> バプテスト北九州地方連合。北九州市とその周辺、山口県や大分県も含む、28教会で構成されている連合体です。北九州は戦前・戦中・戦後25年程は鉄鋼業やそれに使う石炭産業等で多くの人がいましたが、その後、産業が変わり人口は減っています。また、筑豊等の地域を含みます。土門拳の「筑豊の子どもたち」が撮影されたのもこの地域です。祈りの課題は以下です。①コロナ禍にあって諸教会の礼拝・伝道が護られますように。②「地域協働プロジェクト」が実を結びますように。会長・山﨑克明(富野教会員)。

2020年12月26日