12/22 イザヤ書11章1-5節 「理想が現実にならない世界」

 今日の箇所はメシア(=キリスト、救世主)預言の一つです。エッサイとはユダ族オベデの子で、エッサイの八番目の末子がダビデ王となります。「エッサイの子」という表現はサウル王によれば軽蔑の言葉として、より伝統的には尊敬をもって、神の祝福にあずかって理想の王国建設をなし遂げたダビデの働きや、ダビデ的な働きについて意味深く使用されています。「エッサイの株」はダビデの血統に続く子孫から、優れた王、つまり「救世主」が誕生するのです。その具体はイエス・キリストを意味します。ここにあげられる事柄は世の王や指導者、政治家等にも共通するものです。ここの理想に誰もが共感しますが、なぜか、そのように生きた政治家や王は稀なのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 長住バプテスト教会。福岡市南区長住1-8-20にあります。この教会の中條牧師夫妻はとっても仲が良くて素敵なご夫妻だと思っています。私はある時、連盟事務所で皿などを洗っていたら智子先生から「洗剤使いすぎ」と怒られましたが、譲治先生も時折、怒られるみたいです。いや、でも「怒る」と言っても優しく怒ってくださいますので、どなたもご安心ください。ちなみに譲治先生の読書量にはいつも驚かせられます。祈りの課題は以下です。①クリスマスの喜びの拡がりを。②神学生たちの学びと研鑽のため。③ルワンダの和解と平和に学ぶ。牧師・中條 譲治、中條 智子

2020年12月21日