12/19 ルカ2章1-20節 「黙して時を待つ」

 主イエスの誕生に先立ち、バプテスマのヨハネ誕生物語が記されます。祭司ザカリア、数千人の祭司がエルサレム神殿におり「聖所で祈る役割」は生涯に一度あるかないかです。ザカリア一人、聖所で礼典を行っている時に、神のメッセンジャー(天使)のお告げがあります。それは夫婦共高齢であるのに、子どもが生まれ、その子は「神の心」を人々に知らせる最後の預言者であり、新たな時代を告げる者となること。ザカリアは驚き、口がきけなくなりました。黙って神の時を待つようにと。後のヨハネ誕生は「老人のクリスマス」と呼ばれます。寒い静かな夜。黙し、神の思いに心向けましょう。明日はクリスマス礼拝です。今年はコロナでいつものような礼拝ができませんが、場所は離れていても共に喜び、新年へと希望を持って歩む時にしたいものです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 小郡キリスト教会。福岡県小郡市稲吉1374-15にあります。祈りの課題は以下です。①コロナ影響下における次年度の教会の歩みのために。②次世代を担う信仰者が与えられるように。③長年教会を担ってこられた方々の祝福のために。牧師・下川 睦子、教会主事・下川 義明、教会主事・吉浦 徳美

2020年12月17日