12/17 マタイ27章32-44節 「Black Lives Matter」

 主イエス、処刑の日。ここで「シモンという名のキレネ人」はアフリカの人。人が沢山いる中で、あえて黒人を十字架運びに徴用されたのは「差別意識」のゆえ。この一年を振り返るとブラック・ライヴズ・マター(英Black Lives Matter、黒人の命の尊厳を!、より広義の思いは「すべての人間の尊厳を大事にしよう」)の響きがありました。その言葉自体は2013年に黒人少年が白人警察官に銃で撃たれたことに始まりますが、今年、一気に広がったのは実は悲しいことでした。社会の様々なゆがみ(価値観・人間関係・経済等)が生じるところで一番弱いのが端っこ、つまり社会的弱者や少数者。そこにこそ、政治の関心や援助が必要です。戻して、シモンは自分が負わされた十字架を主イエスが負ったことに真理を見出しキリスト者となりました。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 粕屋バプテスト教会。福岡県糟屋郡志免町志免2-5-25にあります。1955年に開設された歴史ある教会です。高地牧師が心こめて教会の内外の運営をされています。祈りの課題は以下です。①医療関係者のお働きのために。②教会の子どもたちの成長のために。③新来者の方々の定着を。牧師・高地 京子

2020年12月17日