12/14 詩編148編 「主を讃美せよ」

 詩編は巻末になり「ハレルヤ、主を讃美せよ」との言葉が溢れてきます。「主を讃美する」、「主をほめたたえる」、なぜそうするのか。それはかけがえのない「あなた」という存在を創り、導き、永遠に守られるからです。いや、「私はこんなに辛くて主を讃えられない」という方もいらっしゃいます。悲しみや怒りも主に訴えましょう。涙もまたあなたの祈りと受け止められるから。悲しみ抜くその中に主は寄り添ってくださるし、必ず希望を与えてくださいます。あきらめないで、主を求めよう。ベートーヴェン第九交響曲で歌われるように「星空の上に神を求めよ、星の彼方に必ず神は住みたもう」。いや、今、空の彼方ではなく、あなたと共にいらっしゃるから。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト春日原キリスト教会。福岡県春日市原北町4-23にあります。1949年の開始なので随分長い歴史を持ちます。教会附属の幼稚園「恵星幼稚園」も運営しています。キリスト教の幼稚園(ミッションスクール、もちろん幼稚園、小学校、中高大などあり)ではクリスマスには「ページェント」と呼ばれるイエス・キリスト降誕劇をいたします。せりふだけではなく、時には歌も入ります。マリアさん、ヨセフさん、博士、羊飼い、天使、羊、宿屋などそれぞれの役割を演じた経験のある方も多いでしょう。今年のクリスマス、なかなかコロナが強く、簡単にはと思いますが、教会のクリスマス礼拝に参加したり、当教会のような中継でクリスマスのことをもう一度思い巡らせてはいかがでしょうか。末松牧師はわたしが福岡有田教会牧師の頃は、佐賀県の教会の牧師でしたが、奥村牧師らと共にいろいろ楽しい時間を過ごしました。とても温厚な末松牧師です。牧師と幼稚園園長の兼任はものすごく大変なのですが、末松先生の健康も守られますように。祈りの課題は以下です。①「春日原教会の使命」の実行。②協働牧会の実現に向けての具体化。③神の家族として共に祈りと礼拝を。牧師・末松 隆夫、教会主事・八幡 正弘

2020年12月12日