11/20 ローマ書8章16-30節 「我らがうめくとき」

 ローマ書を読み解くのは大変です。パウロの信仰が集大成されております。かいつまんで語るなら、まず「苦しみ」の問題です。パウロは苦しみを無意味なもの、宿命的なものと考えず、キリストの苦しみに参与すること(17節)と共に、聖霊によってはじめられた新しい存在、新しい世界の実現の「産みの苦しみ」と理解しました。その「うめき」に神自身も共に苦しみ伴ってくださるのです。また「被造物」は人間以外で神が造られた一切を指します。人間は世界を管理することを使命とされましたが、人間の罪によって管理ではなく、欲望のまま奪い取ってきたのです。人間が新たに生きる時、世界はよみがえるのです。20節は我らを励まし、希望へと生かす言葉です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 多良見キリスト教会。長崎県諫早市多良見町市布1272-45にあります。「たらみ」といえばスーパー等でも売っているゼリー等が有名です。また、長崎市のベッドタウンとしても発展しつつあります。祈りの課題は以下です。①牧師が与えられますように。②教会員の信仰が強められますように。③礼拝を大切にする教会であるように。代表役員代務者・松本素代美

2020年11月17日