10/20 詩編14編 「主は避けどころ」
この詩人を取り巻く状況、それは社会状況や政治において、神ならぬ者を神とし、弱者や異論者を排除し、むしろ食い物にしている中で痛みや辛さを負う人々の祈りです。主題は、神に逆らう悪人にとって賢く見えるものが、実は愚かなことであり、主に頼ることの愚かさが、真の知恵とのこと。この詩編は後にパウロがローマ書13章10~18節で引用しているゆえに重要なものです。ローマ帆を読むと印象が違うよう感じますが、パウロが使っていたのは旧約聖書のヘブライ語をギリシャ語に訳した当時の「七十人訳聖書(セプトゥアギンタ、紀元前3世紀中頃~)」を使っているためです。8節の言葉の「貧しい人々」は痛みを負わされた者。今の日本を含む世界の政治状況を鑑み、祈りを共にします。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト鹿児島基督教会。基督は「キリスト」とふりがなが必要ですね。鹿児島市鴨池2-23-17にあります。この教会の働きから生まれた認定こども園「めぐみ幼稚園」や市内中山町の「中山小羊学童クラブ」の母体でもあります。この教会の田渕牧師は年齢は私よりかなり上ですが、神学校では同期で学びました。「真面目」に「くそ」がついたような先生です。連盟総会では多くの意見を発言する方ですが、最近は、すでに報告されていることを尋ねたり、的外れな発言をしたり、少し年をとったのかな?まだまだ元気で頑張ってください。お連れ合いはプロのピアニストです。祈りの課題は以下です。①新会堂建築の守りとお導き。②こども園、中山(ちゅうざん)小羊クラブの守り。③新来者、教会員、求道者の守り。牧師・田渕 亮