10/16 コヘレトの言葉3章18-22節 「人生、好きに生きるのさ」
「神が人間を試される」の「試される」とは「吟味する」とも訳され、試練や死をもって人間に有限性を教えているとのこと。動物の霊と人間の霊は死んだら行く場所が異なる、との言葉は当時の思想を反映しています。人間と動物の違いで私が思っているのは、動物は罪を犯さないことです。罪があるのは、人間だけ。神に赦されなければならないのは人間だけです。コヘレトはどうせ、いつかは死ぬのだから、自分の仕事に生きがい(「自分の業」、「生きがい」は読み込み過ぎかもしれません)をもって、人生を楽しもう、と。まぁ、こういう考えは解りますが、好きな仕事をして、楽しく生きる、そこには社会や隣人や家族との関係性が見えません。「自分の楽しみ」は他者を苦しめている可能性を思うこと、あなたの「仕事」の価値とは何?と考えたいのです。今日はK・Hさんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 旭川バプテスト教会。旭川市8条西1丁目1-11にあります。ここも立ち寄ったことがありますが、旭川という寒い土地なのに、ガラスは薄い板ガラス1枚でびっくりしました。会堂がかなり古くなり、雪にもずいぶんやられているという印象でした。なんとか、新しい会堂ができたらいいですね。祈りの課題は以下です。①教会組織から65年を感謝して。②主日に礼拝できる幸いに感謝して。③旭川に避難移住された方々のために。牧師・田森 茂基