10/10 コヘレトの言葉5章1-6節 「誓いのはかなさ」

 1節の「神の前で口数を少なくせよ」とは、神に軽はずみな約束や、あせって練られていない祈りをするなという意味。主イエスの言葉(マタイ6章5節以下を参照)で「くどくどと述べてはならない…言葉数が多ければ(祈りが)聞き入れられる…」とあり、「くどくどの祈り」は神を操作して自分たちの言いつけ通りに動くことを期待した祈りであり、言葉数が多いほど立派な祈りで天に届くという誤った考え方を批判しています。3節の「願をかけたら誓いを果たせ」は、基本的に信頼されていないので、いろいろな誓いをして信じてもらおうとする態度です。すぐに「絶対こうします!」「神に誓って必ず返しますから」と言いますからね。でも、結果、できないのが人間(もちろんきちんとされる方はありましょう)。ゆえに主は「誓ってはならない」とマタイ5章で語ります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 札幌バプテスト教会。札幌市中央区南22条西14丁目1-26にあります。札幌には市内電車が走っていて、終点に車両基地の近くにあり、モヤイ山のふもとになります。この教会の正面、つまり講壇側のうしろはガラスでモヤイ山や季節の風景を見ることができます。この教会には何度となく行ったことがあります。また、学校法人「ひかり幼稚園」の母体です。聖歌隊もすばらしいですよ。祈りの課題は以下です。①さまざまな苦しみの中にある方々のために。②リビングホープ教会と共なる歩みのために。③連盟事務所スタッフが守られますように。牧師・石橋 大輔

2020年10月06日