10/7 箴言16章1-9節 「心柔らかくして」
今日も「箴言」から。1節、リビングバイブルでは「人は計画を立てますが、その結果を決めるのは神様です」。4節での「逆らう者をも、災いの日のために造られる」は、難しい箇所。神が「逆らう者」をわざわざ造るのでしょうか。それは神の御心と思えないですよね。「逆らう者」(他訳では「悪者」「悪しき者」)は、神は人間に自由を与えていますので、当然、逆らう者や悪者もでてくるのです。ゆえにこの言葉は「神に造られたあなたはどのように生きていくのか」という人間への問いかけ(滅びのために生きるのか否か)と考えるべきでしょう。9節は口語訳と共に読めばより深く理解できます。口語訳では「人は心に自分の道を考え計る、しかし、その歩みを導く者は主である」。今日はN・Sさんのお誕生日おめでとうございます!
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 平岡ジョイフルチャペル。札幌市清田区里塚3条1丁目7-5にあります。祈りの課題で「聖書原典」にもとづく教会、とあります。「聖書原典」は旧約聖書はへブル語、新約聖書はギリシャ語で記されています。それをそれぞれの国の言葉に翻訳するのですが、この教会では日本語訳に対して不十分、あるいは適切な翻訳がなされていないので、自分の教会で原典を忠実に翻訳しているのでしょうか。「翻訳」は実に大切で難しい作業であり、完全な翻訳は有り得ず、原典がわからなくても、日本語の最低5~6種類ある翻訳を見比べて考えることは大事です。「翻訳」には当然「解釈」が入りますので、この教会が「聖書原典」にもとづく、という意味がよくわかりません。「聖書」にもとづくなら、まだわかりますし、どの教会も「聖書にもとづく」歩みをしていると思います。何か原典研究を通して、今までにない、聖書の読み方や解釈を発見したのでしょうか。とても気になりました。祈りの課題は以下です。①イエスをもっと知る教会になる。②聖書原典にもとづく教会になる。③地域に貢献する教会になる。牧師・三上 章