10/2 詩編39編 「この人への答えは?」
この詩人は「空しさ」を感じています。「空」なのは自分の心。どうして空っぽになったの?良き、と思ってしたことが逆に自らを危険にさせ、人々からの評価を得られず、拒否される現実を感じています。反省して、人には語らないと思っても、心の中には不満や不安や痛み悲しみが巻き上がります。そして、彼は主なる神に尋ね求めます。自分はどうしたらよいのか、何が自分に喜び、平安を与えるのか、人生とは何なのか、生きている価値はあるのか、と。詩人に共感する人は多いと思います。詩人は祈りつつも、まだ答えは得ていません。14節の「目をそらせ」は自分の罪は見ないでという意味。この人はどうなるのでしょう。この詩人があなたにこのようにお話したらあなたは何と答えますか?
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 函館キリスト教会。函館市柏木町16-38にあります。確か、この教会には小さなパイプオルガンがあった気がいたします。実際には「パイプオルガン」とは言わないようですが。牧師ご夫妻ともとても音楽が上手な方と聞いております。ただ本多牧師の「エルサレム」発言はここではでは本意がわからず、多少気になる点です。エルサレムは世界三大宗教の拠点であり、多くの人々が巡礼に訪れる地です。ただこの場所をキリスト教のみの聖地とするという考え方を持っている人がおります。決してキリスト教が独占するのではなく、より開かれた用い方と考え方が「平和」の基盤であってほしいのです。もちろん、ユダヤ人撲滅をしようとしたナチス時代のこと、より古くは十字軍のこと、現代の問題等、歴史的に様々な課題がありますので単純な話ではありません。今、私は何か論じるためにはまだ勉強も必要だと思いました。函館教会の祈りの課題は以下です。①み言葉と祈り、主の愛と聖霊充満。②イスラエルの祝福と世界の平和。③連合、連盟における連帯と協力。牧師・本多 啓示