4/14「よみがえり、信仰の復活」ヨハネ福音書20章11~18節

 イエスに七つの悪霊を出してもらい命の喜びを取り戻したマグダラのマリア。しかし、墓でイエスの遺体が消えたのを見て敵対者がイエスの遺体を侮辱するために持っていったと思い、また、彼女の目的が果たされなかったことで泣きます。その涙の中に誰かが近づいてきます。それは、かつてそうであったように。主イエスはこの時も悲しむ者の傍らに立ち、言葉をかけます。目は涙にさえぎられてイエスだと気が付きません。そしてイエスが「マリア」と呼びかける言葉を聞いて、イエスと解ったのです。ここでもヨハネのキーワードである「主の言葉を聞くこと」を通しての信仰が表明されています。そして、今日も主イエスはザアカイの名を、ペトロの名を呼びかけたように、あなたの名を呼びかけ、喜びの関係を繋げてくださるのです。

<日本バプテスト連盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 北白川バプテスト教会。京都市左京区北白川山ノ元町76-1にあります。京都市の「日本バプテスト病院」の近くに建てられた教会で、本来的には、病院と協力して医療関係者や病院で診察や入院される方、された方などを受け入れる教会が一つの願いだったと思います。この教会で長く牧師職をされたY牧師、Y牧師が引退後、私も高鍋でご一緒に歩んだ時期がありますが、Y牧師のリーダーシップと、聖書に対する考え方、向き合い方は大変純粋であるように思えます。が、「ミッション」があったのかと問われていくでしょう。もちろん、Y牧師が悪いとか、間違っていると言っているわけではありません。牧師と信徒、という関係性の構築の中で、また、バプテストとしての生き方において、超えてはならない、いや、超えさせなかった、超えられなかった、というY牧師の課題を感じるのです。祈りの課題は以下です。➀教会員の健康のために。②礼拝の充実のために。③地域への伝道のために。牧師:軍司康博

2020年04月12日