9/24 列王記上12章25-33節 「新しい時代のシンボル」

 100年続いたイスラエル統一王国は紀元前922年のソロモン王の死後、その子レハベアムが南部エルサレムで即位しますが、北部の人々はそれを拒否し、エフライム部族出身のヤロブアムを王として、ここで着た王国ユダと南王国イスラエルの二つに分裂しました。なお北部の方が肥えた平地や交通の要所として良き場所でした。今日の箇所ではヤロブアムが自分の支配権を守るために、人々が南部のエルサレムに行くことや、南部の影響を排除するために、新しい神を造ります。今の言葉で言えば、「内心」、つまり心を支配するのです。見えない神ではなく、「金の子牛像」は新たなシンボルとして人々の心を向かわせます。知るべきはあなたにとって「偶像」とは何か、ということです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> カルバリバプテスト教会。青森県上北郡六戸町小松ヶ丘3-77-1082にあります。「カルバリ」とは主イエスが十字架に架けられた山(丘)の名前です。もともと「がいこつ山」ですが、「カルバリ」になるとイメージが異なってきますね。この教会は三沢に米軍基地があり、その関係者でつくられた教会です。途中から日本語での礼拝も行われています。現在は「六戸町」ですが、かつての「十和田伝道所」を引き継ぐ形で私の義父である民家牧師が六戸に移転させ、その後、カルバリ教会がそこを使用するようになったようです。祈りの課題は以下です。①ウイルスの終焉が早く来ますように。②教会が強められ伝道に進むように。③信徒たちの信仰が強められるように。牧師・マシュー・ミラー

2020年09月22日