9/16 申命記5章1-22節 「聞くこと、応答すること」
「十戒」は今日の箇所と、出エジプト記20章にあります。「十戒」を一度に学ぶのは難しく、この欄で分けて学びます。一節で「イスラエルよ、聞け」とあります。旧約でも新約においても「主」(しゅ)は旧約聖書の神の固有名、元来の意味は『彼は生じさせる』で、すべての命の根源であり、救いの出来事を起こす方です。そして、「聞く」宗教です。つまり、「見る」ことではなく、「神の言葉を聞く」こと、そして「聞く」ことは「語る」ことと結びつきます。「聞く」「語る」との対話が神との関係なのです。「語る」ことは感謝や応答の讃美歌へともつながります。それを表現するのが礼拝であり、「み言葉」と応答の「讃美」、それらをつなげる「祈り」があるのです。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 南光台キリスト教会。仙台市泉区南光台5-5-5にあります。住宅地の中で、素敵な礼拝堂がお迎えしてくれます。東日本大震災の時には地域の避難所としても用いられました。祈りの課題は以下です。①教会員・求道者が守られますように。②コロナ危機で困難にある方を覚えて。③被災地(9年目)にある方々を覚えて。牧師・田中 伸矢