9/29 出エジプト記12章1-20節 「犠牲と救い」
「主の過越」は主の災いの通過。この月を「正月」との言葉は新たな歴史の開始を意味し、新たな出発の準備が丁寧に記されます。一つは小羊の血をヒソプ(しそ科の雑草)で家の玄関の柱と鴨居に塗る。すぐに旅立つことができるような用意をし、第二に酵母を入れないパンと苦菜食べること。さらにこれらのことを救いの記念として今後も祭り(=礼拝)として行うことの指示がなされます。そして小羊の血が塗られた家は災いが過ぎ越すのです。これは後に神社の鳥居との関連を指摘する説もあります。新約の時代、この箇所を読む時、「過越祭」に十字架で殺された犠牲の主イエスを想起せずにはおられません。今日はO・Yさん、S・Mくんのお誕生日おめでとうございます。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 連盟「障がい者と教会委員会」。この委員会も日本バプテスト連盟理事会のもとに設置されている特別委員会です。教会や社会のバリアフリーへの取り組みや命の尊厳の保証などを発信し、また諸教会に伝えてくださっています。①障がいの有無ではなく、命の尊厳が守られるように。②「弱さ」を排除せず、そこから出会うことができるように。③当委員会と委員一人ひとりの働きのために。委員長・水野英尚。