8/27 詩編105編 「語り伝えること」

 この詩編もイスラエルの歴史、特に族長時代からエジプト脱出の歴史を回顧し、主に感謝をささげるようにと促します。11節の「嗣業」とは神から譲り受けた恵みです。こうして何度も礼拝において、民族の歴史を回顧し、人間の罪や弱さにも関わらず導く主を讃美するのです。そして主を讃美する時には我らの心に「悔い改め」がなければ口先だけの信仰になります。私が小学生の頃、牧師だった父が特伝の看板を何枚も墨で書いておりました。わたしは尋ねたのです「なぜ特伝をするのか?」と。すると父は「新しい方が教会に来られるように、また、教会の人の信仰が豊かになる」等を話してくれました。子どもの質問を大事に聞き、大事に答えることが大人の役割です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 西関東地方バプテスト連合。西関東は静岡・長野・山梨の3県にある日本バプテスト連盟に加盟する教会とその伝道所で構成されています。11教会・伝道所の集まりですが、小さいほどまた交わり(交流)がよく、温かになされます。祈りの課題は以下です。①西関東連合9教会2伝道所の宣教の業の豊かな結実。②コロナ禍で厳しい状況にある方々に主の守りと平安。 会長・原田攝生(静岡教会牧師)

2020年08月25日