4/11「イエスは死んだ」マタイ福音書27章44~56節

 主イエスの死の時、地震や死者の復活があったとマタイは記しますが、多分、起こったとしても、残念ながら社会への影響は何一つ与えなかったようです。ただマルコが書いているように一人の信仰者が生まれたのは確かでしょう。神を必要とせず、神をこの世から追い出した人間はその勝利に酔いしれました。人間の「力」への信仰は多くの犠牲を出しているにも関わらず、今も平気に続いています。そして主イエスは暴力とたくらみにより殺され、墓に葬られます。夕方になり、何事もなかったかのように日が暮れていき、闇が世界を覆います。悲しみと後悔の夜はもはや戻れない時の到来を告げます。その時、我ら悲しみ、悩み、苦しみ、喜び、希望が交差する人間の世界を歩んだ主は、人々が忌み嫌う死者の世界をも住まいとされ、歩んでいるのです。

<日本バプテスト連盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 北大阪キリスト教会。大阪府守口市大久保町2-34-14にあります。この教会の古賀牧師は「碁」がとても上手らしいです。そのせいか、パソコンも指一本で「タンタンタン」と打っているとのこと、ものすごい早起きの方で、見習いたいものです。祈りの課題は以下です。➀2カ月に一度の子ども集会が祝されますように。②高齢者や病の中にある方が守られますように。牧師:古賀昭範

2020年04月07日