8/19 申命記34章1-12節 「顔と顔を合わせて」

 申命記はモーセの遺言ですが、5節以下は申命記の編集者が記した言葉です。モーセは激動の歴史を歩み、民を導きながらも主が約束された地、カナンを前にして召天します。この時のモーセの心情を想像しつつ、作者自らの歩みと信仰を重ねつつ記された詞が新生讃美歌430番「しずけき祈り」です。3節で「そびゆるピスガの山の高嶺より、ふるさと眺めてのぼりゆく日」とあります。故郷には帰ることができない、ある意味、その人生は自らの目標に到達できなかった、しかし天の故郷に帰るという最上の幸いを詠うのです。なお「祈りの時はいと楽し」とありますが「楽しい」のスゥイートは「甘い」「楽しい」より、ここでは「(死の恐れも超えるような)深い喜び」。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 飯能バプテスト教会。埼玉県飯能市岩沢241-1にあります。場所は住宅地の奥まった場所にあり、道も狭いのですが、看板が出ていますのでそれを参考に行ってください。おしゃれな住宅を今、教会堂として使っています。教会員の方々のご奉仕により、芝生の庭や、植木の管理、おイモまで植わっています。数年前より足立牧師が就任され、ほんわかした教会の雰囲気に感じられます。今はコロナで休止されていると思いますが、いろいろなプログラムがあり、お子様向けのプログラムもあります。親子で来て礼拝のあとは芝生の庭で遊ぶことができますよ。まだ大変小規模な教会なので、みなさん一緒に協力してください!祈りの課題は以下です。①たとえ隔週礼拝が続いても主イエスキリストの愛に生きる教会。②コロナ感染症が収束しますように。
牧師・足立 和子

2020年08月17日