8/16 出エジプト記3章1-15節 「心配しないで、大丈夫!」

 「神の山ホレブ」は神との出会いの場所のひとつ。羊の群れが通常と異なり荒野の先へ向かいます。そこに「柴」(「おじいさんが柴刈りに」の柴と同じ燃料にする木の枝々)が燃えているのに火が尽きないのが不思議で、主との出会いの場が設定されます。廻り道や興味や不思議と思う事柄を通して人は神と出会うのです。そして神との対話が始まります。モーセはエジプトの窮状を知っております。でも、自分には関係ないと思っていました。いや、そうではない、モーセの二つのアイデンティティが仲介役としてふさわしいのです。でもモーセは「そのような働きに不十分、不適格」と感じ、断わります。でも神が共におられ、神があなたを必要として主の働きへ招いています。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 常盤台バプテスト教会。板橋区常盤台2-3-3にあります。東武東上線「ときわ台」下車4~5分以内で着きます。とても便利です。この教会は日本バプテスト連盟の歴史の中でも初期の教会で、この教会から多くの教会も生まれていきました。長らく故松村秀一氏が牧師をされていました。ここの欄で何度も記しますように、この教会が私の母教会です。日大時代に常盤台教会に通いだし、多くの仲間や学び、刺激を受けた教会です。丁度、松村牧師から戸上牧師に替わる時期で、この頃、音楽牧師として岩阪憲和氏がおられました。岩阪氏は、東京芸大からドイツで声楽を学びお堅い方かなと思っておりましたら、ある日曜の教会学校礼拝のようなところで軽やかなゴスペルフォーク(かつてこう言われていた)をピアノ伴奏で歌っておられる姿に全く印象が変わりました。伝統的な教会音楽ではなく、新しい独自の教会音楽を模索されていた先生です。ゆえに「メサイア」も日本語訳で歌ったり、作曲にも取り組んでおられました。多くの薫陶を頂き、同時に育ててくださった先生と常盤台教会でした。現在の友納牧師は西南学院大学神学部の同期入学で、今でも親しくさせていただいております。長崎教会から常盤台教会に招聘され、長崎から東京に行く途中、神戸にも立ち寄ってくださいました。なかなかご多忙でゆっくりお会いすることができないのが残念。常盤台教会の祈りの課題は以下です。①教会創立70年。時の課題を諸教会と共に乗り越え、主と地域に仕える信仰・知恵が注がれますように。牧師・友納 靖史、協力牧師・渡部 信

2020年08月12日