8/2 出エジプト記1章1-14節 「民族差別は今も続きます」

 8月の日曜は主に「出エジプト記」から学びます。飢饉を機にエジプトに住み着いたユダヤ人は隔離されたような形で暮らしました。時が経って、エジプト在住のユダヤ人が増え、社会的にも力を持ってきたことに対しエジプト政府は強制労働を与える等でユダヤ人の力と影響を失わせようとしました。不安な時代は差別や強制が蔓延します。この箇所は現代日本や米国の姿を見ているようです。悲しくも聖書の時代と現代の人間の精神性はほとんど変わらない。ゆえに聖書は今も語り続けるのです。聖書にピラミッドの話は出てきません。ピラミッド建設は国民が喜んで積極的に参加したという説がありますが私はその認識を疑問視しています。すべての時代がそうではなかっただろうという意味です。今日はS・TくんとS・Hさんのお誕生日おめでとうございます!これからも神様の守りと愛の中に成長していきますように!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 市川八幡キリスト教会。市川市八幡2-1-10にあります。この教会の宣教の働きからホームレス者支援が起こり、現在はNPO法人「市川ガンバの会」に発展し、市川八幡教会はその働きに参与しております。先日、朝のNHKニュースを見ていますとコロナ下でのホームレス者や生活困窮者の状況や対応にういて「ガンバの会」の副田会長がインタビューされていました。2回くらい別の日に違う内容で放送されておりました。当教会もささやかですが、生活支援物資をガンバの会に送らせていただいております。タオルや歯ブラシ、日用品等は教会に常時、箱を用意しております。でも現金で支援される方は一番?歓迎されると思います。これについても受け付けております。昨年から、前。日本バプテスト連盟常務理事であった吉高牧師が就任されています。吉高牧師はあらゆることに才能があり、オルガンも学び、書を書き、その発言は考え抜かれたもので多いに刺激を与えてくれるものでした。個人的にいえば、組織の中央である意味保守的に活動するより、外野からいろんな知恵や励まし、応援を送る方が向いているなと思っています。かく言う私は、わき役や裏方が好きですし、それが向いているのかなぁと思っております。さて、市川八幡教会の祈りの課題は以下です。①日本社会の歪みの中で、人の痛みを知り、寄り添う宣教ができるように。②困窮者支援のガンバの会と共に。牧師・吉高 叶 

2020年08月01日