7/30 創世記47章27-32節 「帰天の時」
ヨセフの父イスラエル(=ヤコブ)は故郷遠いエジプトで最期を迎えます。「手を腿の間に入れ」の「腿」は生殖器の象徴で、同じ様子が24章2節にあり、このようなことは通常では有り得ないこと。なので特別に大事な願いをする時の姿勢です。ここの内容は先祖と妻が埋葬された墓に入れてほしいとのこと。「先祖の墓に入る」ことは地上での関係性や繋がりを死後も続けるということで、世界中、割と共通に見られることです。ただ、そのことが嬉しいのか、辛いのか、個人の人生が反映します。特に「家」の墓に入ってしまうことを選ばない人が増えてきました。たとえば「嫁」として厳しい中で歩んできた方等は「墓も一緒なんてとんでもない」という例は多くあります。以前流行った歌で「私はお墓にいません」とあり、「それはおかしい、ずっと墓にいると思ってきたのに」と某新聞に投書がありました。私は「神の国」(天国)に命は招かれ、帰ると思います。当教会は墓地を運営しております。基本的には教会員とそのメンバーしか入れませんので、何か商売していることではありません。教会員とご家族は入ることができます。もちろん、お一人だけでも構いません。でも、墓に住まうのではないというのが聖書から聞く命の行き先です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「セクシュアル・ハラスメント相談・防止委員会」。昨今、様々な形で「セクシュアル・ハラスメント」の事例が見受けられます。それはたとえクリスチャンであれ、牧師であれ、誰でもそのことを行ってしまう、あるいはハラスメントを受けてしまうことがあります。その被害や加害は第二次被害や第三次被害と広がってしまう危険が多いものです。その相談窓口を連盟理事会は総会決議により設置しております。もちろん秘密は守られます。思い悩まないで、ご相談ください。この委員会からの祈りの課題は以下です。①パワーを悪用したハラスメントに対する意識が高まり、二次被害を含む加害者を起こさない環境が整えられるように。