7/29 創世記46章28-34節 「再会」

 「イスラエル」とも呼ばれるヨセフの父「ヤコブ」との再会。当時、中近東では大飢饉があり、エジプトを飢饉から救った官房ヨセフは家族をエジプトに招きます。「ゴシェン」はエジプト、ナイル川河口付近だと推定されますが、詳細は不明。ここでの父子の再会は放蕩息子の帰還(ルカ福音書)のような深い感情の響き合いがあります。この箇所を読むと、「別離と再会」という聖書の中で何度も繰り返されてきた事柄、そして、世界に今もある「別離」した人々、させられた人々を思い起こします。「再会」という深いテーマは「死の恐れ」も付随する内容であり、人生の歩みをも左右する事柄。ヨセフの家族が「羊飼い」であることをエジプト人に隠せという話からは今も続く色々な世界の現実を考えます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 第58回バプテスト全国青年大会。この集まりは、日本バプテスト連盟に加盟する教会(+伝道所)の青年(20歳前後から49歳くらいかな)の自主的な集まりで、毎年天城山荘で「大会」を行い、そこで次の実行委員が決まる、という形で続いてきたものです。本年も静岡県「天城山荘」で開催予定でしたが、ご存じのコロナ影響で、今年はリモートで開催されます。もし、参加してみたい、という方があれば当教会にご連絡ください。でも必ず一か月くらいは礼拝に出席するなどしてください。祈りの課題は以下です。①各教会の青年一人ひとりの信仰がそれぞれの形で守られるように。②これからの青年大会のために。実行委員長・内藤 潤(栗ヶ沢教会員)

2020年07月25日