7/21 Ⅰコリント1章1-9節 「神は真実な方です」
パウロの手紙の冒頭部分はどの手紙も面白いです。「書き出し」とか「最初の言葉」というのは思いが詰まっていますからね。ここでの自己紹介は、私どももこう言えたらよいねと思います。宛先のコリント教会の人々についても「私どもはこのような集まりなのだ」と自己の在り方を教えてくれます。さらに感謝の言葉が続き、信仰者をつなぐ信仰告白の言葉、「神は真実な方です」と語られます。「神は真実」、その一言にパウロの深いそれまでの人生の歩みが凝縮されています。危険や困難、自らの思いと違うことが生じる時、神を疑う日、喜びの日も涙の日もありました。それは私どもの日々と同じように。でも神さまは自分の思いを超えたところで確かに自分の命を導いて下さったのです。今日はK・Aさんのお誕生日おめでとうございます!治療中のなか、礼拝を共にできるようになったことを感謝です。
<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 茂原バプテスト教会。千葉県茂原市六ツ野3394-5にあります。「茂原」は「もばら」と読むのですね。ここも行ったことないなぁ。所沢教会の人が一度行って「ずいぶん遠かった」と言ってました。「バプテスト」誌の8月号に塩山牧師の文章が掲載されており、とても教えられました。「誰もが集まれる教会、多文化・受け入れ・地域の教会として」と題された文章の中で、「誰もが集まれる教会」はわたしたちは常にそう願っているのですが、具体的な策が少ないのも事実です。茂原教会では2014年からネットでの礼拝配信を行い、手話通訳者を通して「ろう」のご夫妻がメンバーになったこと、地域の外国人にも関わりをもっていらっしゃる姿に感銘を受けました。そのひとつひとつは実際に行うことは大変なことだからです。また塩山牧師は連盟の「障がい者と教会委員会」の中心的な委員として活動をされてきました。その委員会では「バリアフリーの会堂、聞こえない人たちへの手話通訳や筆談のためのノート、ホワイトボードなどの配慮、点字の聖書・讃美歌を用意しましょう」と訴えております。掲載されていた塩山牧師の写真は「まゆ毛」が真っ白で、かつ太いのが印象的でした。さて、茂原教会の祈りの課題は、①新型コロナウイルス感染の終息。②「誰でも一緒の礼拝」の実現。③地域とのつながりを深めること。牧師・塩山 宗満