7/20 箴言12章22-28節 「心のツボに箴言を」

 箴言は竹の針で「針治療」をした如く、心のツボを刺す言葉で、短い教訓集はダビデ時代、宮廷での若者の教科書です。毎日一章読めば、一か月分です。ざっと読んで「あれ?」と思う言葉がありました。26節の「好運」。「運」とは人間の意思や努力では得られないことを指しますので、良い道へ招かれることかと理解します。別の訳では「正しい人は悪を離れ去る、しかし悪しき者は自ら道に迷う」(口語訳)、「正しい者はその友を探り出し、悪者の道は彼らを迷わせる」(新改訳3版)。随分と違うものですね。新共同訳の「神に従う」という言葉は「正しい人」は「神に従う人」という前提のもと意訳されたのだとわかります。口語訳の「自ら」という言葉は「そうだね」と共感。今日はC・Mさんのお誕生日おめでとうございます!

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 富里キリスト教会。千葉県富里市七栄171-6にあります。このたび岡田牧師は第一線を退かれ、協力牧師になられ、船井先生が牧師に就任されました。富里は行ったことがないところです。岡田牧師は約30年前、四国の八幡浜教会の牧師(初任地)をされておられ、その時に神学生として伺いました。その体験は実に大きいものでした。八幡浜は愛媛県も南の方、みかんと魚の町で、コンビニもないし、夕方6時にはすべての店が閉まってしまうというところ。過疎へと向かいつつある場所だと思います。その地ではかつて米国からの女性宣教師が伝道してその地域に教会をたてていったのです。岡田牧師は、ながーい半島(この先には原子力発電所がある)の村々を回っては子どもたちに伝道しておられたのです。子どもが少しでもいる地域に福音の種をまいている姿に伝道者魂を教えられました。そして、八幡浜の海はとても美しく、防波堤から海を見ると、石鯛が泳いでいるではありませんか。岡田牧師も車に釣竿をいつも積んでいるとのこと。魚を手でつかまえられそうですが、やはりそう簡単ではありません。教会は信徒の方も少ないのですが、ご一緒に食事した方とは今も年賀状のやり取りが続いています。岡田牧師は東京神学大学出身で西南とはあまり関わりがなかったので私ども、西南の学生との出会いをとても喜んでくれました。八幡浜、その手前にある町、いつか機会があれば行きたいと思うところです。富里の話ではなく、岡田牧師のお話で失礼いたしました。富里教会の祈りの課題は以下です。①教会の一致と北総地域への伝道拡大。②主日礼拝、祈祷会、CS、SGの充実。③新牧師を迎えての教会形成を目指して。牧師・武井誠司、協力牧師・岡田 久

2020年07月19日