7/11 Ⅰコリント11章23~26節 「主が来られる時まで」

 「主の晩餐(式)」、主イエスが逮捕され十字架上で処刑される日(夕方から一日が始まる)の夕食で主イエスが語り、行ったことを想起し、実際に「食べ、飲む」ことを通して主の死の意味を改めて心に刻むことが教会の礼典として行われます。当教会でも毎月第一日曜の礼拝で行っておりますが、今はコロナの影響で休止しています。私は幼い頃、その様子を目にして「食べたいなぁ」と思っていました。本来は酵母を入れない固いパンで、葡萄酒も苦いもの。そして主の苦しみが救いのためであることを感謝をもって心に刻むのです。。その時、固いパン、苦い杯は恵みと救いのしるしとなるのです。この式を通し、主が再び来たり給う日まで、主の死の意味を語り伝える器となることを願うのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 府中キリスト教会。東京都府中市幸町1-9-7にあります。この教会には数年前に初めていきました。芝生があり、おしゃれな感じですが、会堂は随分古いものです。府中ジョークで「3億円あっただろ」というのがありますが、あるわけないやん。府中あたりにお住まいの方で、今、教会に行っていない方、ぜひ、府中キリスト教会に行って、今後の伝道のためにも力を貸してほしいです。この教会の牧師、なつみさんは、実は、私が学生時代に通っていたT教会で出会いました。私はその教会で中高科のリーダーや少年少女会のリーダーをしていており、なつみさんはそこでメンバーとしておられたのです。まだ中学生でした。静かで控えめで、でも芯が強い方、淡々とご自分の働きを精いっぱいされていました。文章や絵を描くのも得意でしたが、その背景にはお母さまが絵画教室をされていたことなどもあります(今日の「祈りの課題」も控えめだなぁ)。その後、日々成長され、牧師になる思いを与えられ、西南学院大学神学部に入学。丁度、そのころ、私は神学部学生寮からも近い「福岡有田バプテスト教会」の牧師をしておりましたので、福岡有田教会で神学生として多くのご奉仕を担ってくださいました。うちの娘らともよく遊んでくれました。そして神学部で出会った方と結婚。彼のラッパの音が良かったらしいですが、他にも素敵な点があったのでしょう。群馬県のM教会で行われた結婚式には、私たち夫婦は証人代表として福岡からいそいそと出かけていったのでした。それから長尾夫妻には様々な人生の歩みがあるのですが、ぞれらはぜひ府中教会に行って本人から聞いてください。なつみさんの今は、日本バプテスト連盟事務所で「聖書教育」誌の編集人の仕事(パート)と府中教会牧師の兼職をされています。個人的にはなつみさんに一度、研修会や伝道礼拝のお話でお招きしたいのですが、コロナの影響で、私の計画より1年遅れることになりそうです。府中での活躍を祈り、何かお手伝いできたらよいなぁと思っています。私は古い(いあ、歴史の重みある)会堂と牧師館にはいろいろ手をいれたほうが良いと思いますが、いや、誰でも思うでしょうね。ちなみに。「聖書教育」2020年7・8・9月号に長尾なつみさんの写真、なんと今回、他のページでは私と中田協力牧師の写真と文章も掲載されています。貴重な本だわ!在庫もあるので連盟事務所に申し込んでください。

府中教会の祈りの課題は以下です。①どんな状況であっても、教会の一人一人が礼拝につながり平安を得ることができますように。牧師・長尾 なつみ

2020年07月10日