6/28 Ⅰテサロニケ4章13-5章11節 「世の終わりのラッパ鳴り渡る時」

 主イエスが私どもの身代わりとして死の犠牲とされた、そして身代わりとしての主がよみがえったことは、私どももまた、主の復活の命にも与ることができるのです。そして、語ってきたように、当時は主が再び此の世に来る「再臨」はすぐと考えられておりました。それはまだ来ておりませんが、パウロはその様子はこんなものだろうと語るのです。

 神のラッパが響く、そして「空中で雲に包まれ引き上げられ主と会う」、英語ではクラウドの中で、とあります。誰ひとりとしてその時がいつか、は知り得ませんが、心の備えをしつつ、「私どもが目覚めていても、眠っていても、主と共に生きる」。主はあなたと共に、過去も、現在も、未来も生きて下さいます。ヘンデル作曲「メサイア」でもこの「ラッパ」の音がすばらしく表現されています。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟「神学教育に関する委員会」。日本バプテスト連盟には理事会のもと、多くの委員会があります。この委員会は神学校等の教育について話し合う委員会です。神学校で学ぶのは何より「聖書」ですが、この世界に仕える教会や牧師は世界の状況や社会の課題(平和・人権・差別・国際・倫理等)多くのことを学ぶ必要がありますし、それを知らなくて今の時代に福音を知らせることはできないのです。もちろん、すべての社会状況を知ることも限界があります。祈りの課題は以下です。①神学生の学びと各神学校の教員、スタッフの働きのために。②これからの協力伝道に仕える三神学校・宣研・連盟の良き協働のために。委員長・中田義直(常務理事・所沢教会協力牧師)

2020年06月25日