1/19 サムエル記上21章1-7節 「律法や安息日規定に勝るもの」

 サムエル記は歴史書で最後の「士師(=さばきづさか、ユダヤ王政樹立前の宗教的・政治的リーダー)サムエルとその後の王政樹立と王達について記された文書。統一ユダヤ一代目王はサウルですが、途中で神の目に適わなくなり、次の王ダビデが用意されますが、サウルの妬みをかい、逃亡生活を続ける必要がありました。その中で空腹になったダビデはノブの祭司アヒメレクのところに行き、パンを求めます。しかし、そこには神に献げたパンしかありませんでしたが、例外的にダビデに与えたのです。その話をルカ福音書6章において、安息日に麦の穂を摘んで食べた主の弟子たちが批判された時、主イエスが律法において例外や、命を優先するために律法を広く解釈し、律法でも命と愛が優先することを教えたのです。今日はT・Mさんのお誕生日おめでとうございます。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 須恵伝道所。福岡県糟屋郡須恵町大字旅石917-16にあります。「須恵(すえ)」は須恵土器というのを学校で習った方もいるでしょう。「邪馬台国」がどこにあったのか、それは今も議論が続いておりますが、私は九州北部だったと思っております。何より九州は大陸に近く、海も山も近いし、平野も多く、佐賀の「吉野ヶ里」遺跡をみても、かなり早期から文化が伝わってきたと思います。ついでに言いますと、大陸(中国とか韓国)はシルクロード等で東西文化の交流があり、ユダヤ教やキリスト教も紀元初めには入っていたと思われます。その影響を受けて「仏教」は元々修行によって悟りを得るのですが、キリスト教の影響で「信じる者は救われる」という大乗仏教が成立したと思いますし、ユダヤ教は、日本に入り、神道と影響し合ったと思います。とはいえ、深くは学んでいないので感想のようなものですが。戻して、祈りの課題は、①多くの魂が救われるように。②祈りと伝道が祝福されるように。牧師・竹田 進一

2023年01月14日