2/3 マルコ福音書13章14-27節 「危機の時にも惑わされず」

 弟子達が立派な神殿に感嘆しますが、主は「どんなに素晴らしい建築でも永遠ではなく、壊される時が来る」と語ります。その後、弟子が「それはいつで、どんな兆候があるのか」と尋ねます。エルサレムも何度も破壊と復興を繰り返していますので、切実な質問であり、その質問は我らの心の中にも常に置かれている不安の一つと言えましょう。また、戦争においては思想・信条・信仰の統一化が図られることも考えられています。主は弟子の質問を「終末の時」と捉え、まず「人に惑わされるな」と語ります。危機は情報が錯綜し、人々を扇動する偽情報があふれますから。また、争いは人間の歴史に常ですが、聖霊の助けを得て「耐え忍び」、「生きる」ことを目指せと語るのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> バプテスト東福岡教会。福岡市東区前出4-13-15にあります。つい最近、この教会のことを書いた気がします。もしかしたら以前のが間違えていたかもしれません。協力牧師の松見先生は、西南学院大学神学部の教授をされていました。その前は日本バプテスト連盟宣教研究所の初代の所長として活躍されました。様ざまな研修を提供してくださり感謝です。松見先生の説教集が出版されたら嬉しいのですが。祈りの課題は以下です。①バプテスマが与えられますように。②高齢者・病の人が守られますように。③幼稚園の働きのために。牧師・笠井 元、協力牧師・松見 俊、劉 雯竹

2022年02月02日