4/2「非暴力に生きた主」ルカ福音書22章35-38節

 イエスの逮捕を前にして主イエスが「剣」を用意しなさい、と語られます。なぜ、主が「剣」を必要としたのか。ここは解釈が難しい点です。解釈の一つは、その後、ペトロが大祭司の手下の耳を切り落としたことにより、なぜ剣を持っていたかの根拠を示したこと。でもその時、主はペトロに「やめなさい、剣を捨てよ」と暴力を中止させます。もう一つの解釈は、命の危険が迫っていること、それに対して準備をする表現であり、武装(といってもわずか剣が二本だけで、他方、神殿・政府側は武装をたくさんしている)を勧めることではない、との考え。私は、どんな武装も主の歩み(非暴力)の前には無力となることを教えるために用意させたと考えます。主イエスは決して争いを願っておりません。

<日本バプテスト連盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 シオンの丘キリスト教会。大阪府藤井寺市藤が丘1-7-12にあります。祈りの課題は以下です。①地域の方々と出会えるような集会が備えられて、周囲の方々にあてにされるような存在となれるように。牧師・坂田 浩

2020年04月01日