12/14 ヨハネ福音書19章22-37節 「十字架の主イエス」

 十字架上の主イエス。悲しむ母マリアを気遣い、弟子に今後のことを依頼します。そして十字架の下で共に主を仰ぐ者は家族とされるのです。「ヒソプ」とはシソ科の植物で葉に傷をつけるとそこから香る雑草で聖書によく登場します(「オレガノ」に近い)。「渇く」との言葉や十字架に至る状況が旧約聖書の成就であるのは詩編22編参照。ヨハネが伝える主イエスの最後の言葉は「成し遂げられた」。口語訳の「すべてが終わった」、新改訳の「完了した」より、主イエスの死に目的があったことを示す新共同訳が良いです。ここで主イエスの生涯は終わり。しかし聖書では「終わり」は同時に「始まり」です。死があり「復活」があることで主は我らと共に在まし、我らもまた、永遠を知る者とされたのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 鹿島キリスト教会。佐賀県鹿島市高津原557番地6にあります。もう20数年位前になるでしょうか。この教会が火災になり、そのお見舞いで伺ったことがあります。お城の中というか、その近くにある教会でした。今はどうなっているのかと気にかかっている教会の一つです。祈りの課題は以下です。①コロナ感染の終息。②キリストの弟子として成長。③万人祭司の自覚。牧師・玉置 行

2021年12月14日