10/9 詩編6編 「嘆き疲れた夜」

 1節の「第八調」はメロディの種類。この詩編作者を想像しましょう。死を待つほどの重病の方と思えますし、社会の中で、また家庭の中で大変ひどい仕打ちを受け、苦しみあえぐ人のようにも思えます。身近に死を感じています。毎晩、涙が溢れ、それほど老けていないのに、体調がひどく悪いのです。「いつまでこの苦しみが続くのか」と思い、恨みは病気や他者にも向かいます。「解決」はこの詩に見られません、現実は変化していないのです。あなただったらこの人に何と声を掛けましょう。下手な慰めは怒りを買うかもしれません。でもこのような場面に立つ可能性は誰にでもあります。でも、この人の唯一つの希望、それは嘆きや辛さを訴える方がおられる、という事実。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 鮫バプテスト教会。青森県八戸市鮫町忍町30にあります。鮫「さめ」という名前から、寒風引きすさぶ漁村をイメージしておりましたがとってもにぎやかな魚の町でした。青森はお魚、せんべい汁等自然の恵み豊かなところですね。祈りの課題は以下です。①牧師招聘が一日も早く叶うように。②地域にキリストの福音を証しする。③祈りとみ言葉に親しむ教会になる。代表役員代務者・鈴木 勉

2021年10月05日