8/11 ミカ書3章5-12節 「御用学者・御用預言者」

 預言者ミカはイザヤと同じ時代、紀元前8世紀に南王国ユダで活動しました。国境に近い農村の農民であった人間が受けた預言という点で貴重です。ここには偽預言者への警告の言葉があります。預言者の真偽を判断するのは、預言者が経済的利益を受ける人には都合の良い言葉を伝え、そうでない人には戦争を宣言する、つまり「敵」と見なした言葉を発することでわかるのです。神さまに仕えないで、権力に仕える、いわゆる「御用学者」のようなもの。そして多くの人々(特に政治的指導者)は御用預言者を求めますが、「先見者」「託宣を告げる者」(いずれも「預言者」と同じ意味)には当然、神は答えを与えず、真実は告げられないということです。更に「主が我々の中にいる」と嘘を語り、最後には都が滅ぶのです。今日はC・Aさんのお誕生日おめでとうございます。コロナのためにお会いできないのが本当に残念です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 千葉・若葉キリスト教会。千葉県千葉市若葉区千城台東2-28-8にあります。確か千葉モノレールの最後の駅から近かったように思います。モノレールで皆さんこの教会に行ってみてください。もちろんコロナが落ち着いてからになりますが。祈りの課題は以下です。①コロナ禍収束と諸活動再開のために。②地域連携と木更津伝道所のために。③家族と共に礼拝ができますように。牧師・田中 宣之

2021年08月08日