6/19 Ⅰヨハネ4章1-6節 「超人的な神ではなく」

 この手紙が記された時代に「グノーシス主義」と呼ばれる人々が教会に入ってきました。彼らはキリストが人間と等しい肉体を持って歩まれたことを否定、死の現実を知らない霊的存在だと宣伝し、当然「復活」も認めません。彼らがヨハネの言う「反キリスト」「偽預言者」「神に属さない人」です。教会はそのような形で外部からの攻撃を受けてきました。もしキリストが霊的存在なら主の「涙」も「痛み」も真実の共感のないお芝居になります。主は私共の痛みや辛さを、ご自身体験されているからこそ、私共の心に寄り添うことが深くできるのです。神さまと言えば超人的存在を求められるのでしょうが、主イエスは共に叫び、苦しみの中において私共とつながり続ける方です。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 横浜戸塚バプテスト教会。横浜市戸塚区矢部町251にあります。この教会の堀野牧師は、高校生の時、連盟の全国少年少女大会の夜の集会ですばらしい司会をされていました。その後、神学校で学ばれました。大学生の頃は神戸市のミッションスクールで「聖書」の授業などしておりましね。神戸教会で行われた結婚式を今でも思い出しますよ。祈りの課題は以下です。①コロナウイルスからの癒しと終息のために。②聖書信仰を日々の生活の土台にできるように。③求道者の救いのために。牧師・堀野 浩嗣

2021年06月12日