3/13 マタイ福音書28章16-20節 「主は疑う者にも近寄って」

 マタイ書の最後は「大宣教命令」。場所は主イエスが宣教を始めたガリラヤ。「山」はマタイでは教会と読み替えて良い言葉ですし、5章からの「山上の説教」の山と同じかもしれません。復活の主との出会いにおいて「疑う者もいた」とあります。それも教会の姿。「疑いなき信仰」を主は求めておられません。人の弱さも疑いも不信、罪も知りつつ主は「近寄って」こられます。この言葉一つに主の愛と赦しを深く感じます。「権能」とはその力を行使することですが、力の行使の土台にあるのは主の愛と恵み、慰め、救いの実現であり、主が「良し」とすることを行うことです。そして主の教えられたことを告げ知らせ、バプテスマ(信仰告白)へと導く教会の使命が示されました。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 広島西キリスト教会。広島市佐伯区千同1-26-23にあります。まだ訪れたことのない教会のひとつです。祈りの課題は以下です。①地域に根ざした伝道推進のために。②求道中の方々の救いのために。③教会学校と成人科の充実のために。牧師・大建 英夫

2021年03月12日