1/25 エゼキエル書34章1-16節 「指導者の堕落がもたらすもの」

 南王国ユダで祭司の家系に育ったエゼキエル、その名は「神が強めてくださる」という意。彼は国の滅亡とバビロン捕囚という時代に神の言葉を語る預言者として活動しました。国の滅亡の背景に共通するのは指導者の堕落。「牧者」である政治的・宗教的指導者が国民より自らの利益を優先したのです。この指摘は現代にも当てはまります。「国民のための政府」と当たり前のことを掲げた菅政権と与党は自分のメンツや利益誘導をした結果、国民は混乱しています。バイデン大統領は就任演説で語りました。「歴史と信念と理性が道を示してくれます。連帯の道を。私たちはお互いを敵対する相手ではなく、隣人として見ることができます」。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 豊前キリスト教会。福岡県豊前市八屋1686-2にあります。この教会は1953年からの歴史を持つのですが、場所的にもいろいろな課題を抱えていた教会です。しかし、現牧師が就任して、先生の様々な働きが祝されて、人々が集う教会として成長しています。これからの成長が楽しみな教会です。また本山牧師は日本バプテスト連盟教役者会の事務長のお働きをされています。神戸教会時代に共に歩んだこともあり、豊前教会の働きが祝されていることを嬉しく思います。祈りの課題は以下です。①痛みの中にある人々と共に生きることができますように。②すべての人を歓迎する教会になる。③人間が人間らしく生きることを拒むものへの抵抗。牧師:本山大輔

2021年01月24日