1/17 マタイ福音書5章17-20節 「旧約の廃棄と成就」

 「律法と預言(者)」は旧約聖書の内容。「廃止」も「成就」も主イエスにとっては同じ意味合い。主イエスによって新たな神と人間との契約ができたのです。でも主イエスにはかつての律法も本来的な目的から見れば大事なもの。しかし、人間が勘違いして、律法の根本的な内容である人が神との関係においても人間同士の関係においても健康的な世界をつくるべきものを、律法の言葉尻だけ捕らえ「守った」「守らない」と人間が裁くために律法を用い、本来あるべき神と人への愛や支えあうこと、弱者を助ける等の意味を失わせてしまったからです。律法の一点一画、へブル語は「点」「はね」がないと全く異なる意味になるのです。日本語でも同様。「義」は「神が求める正しさ」です。本日は「阪神淡路大震災」を覚えます。建物等は復旧しても、心の傷はいつまでも癒されないことがあります。それらの方々を覚えて祈ります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> バプテスト東福岡教会。福岡市東区馬出4-13-15にあります。地下鉄の駅を上がったらすぐにあります。敷地内には「東福岡幼稚園」もあります。この教会は私が西南学院大学神学部の学生時代に一年通わせていただきました。とてもレトロな建物は今も健在でしょうか。教会から一本隔てた大きな道は「福岡国際マラソン」のコースで12月、ちょうど、礼拝が終わったころに、選手の方々が走っていて「速いなぁ」と感心したことでした。あの速さが32キロ以上走る等本当にびっくりしました。祈りの課題は以下です。①バプテスマ・求道者が与えられるように。②高齢者が元気に過ごせるように。③幼稚園での伝道のために。牧師・笠井 元、協力牧師・松見 俊、劉 雯竹

2021年01月16日