1/16 マタイ福音書5章12-14節 「地の塩、世の光として」

 「山上の説教」と呼ばれる主イエスの宣教であり、いつも初心に立ち戻る言葉の数々。「地の塩」は「海の塩」ではない岩塩ですが、放置すると塩味が抜けていきます。もちろん、「しょっぱさ」ではなく、美味しくすること、つまり喜びや感謝に向かわせる役割です。「光」を隠す人はいません。光は周りを照らすことでその役割を果たします。キリスト者に求められる使命として読めば、時に気落ちします。でも何よりはここでイエスさまの歩みと働きが表明されています。「行為」による信仰はあり得ませんので、主イエスからみ言葉を頂く私共がその塩と光と世界と分け合うことへの招きです。人がホッとするような言葉や行動、人を温かく包むことができたらいいですね。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 香住ヶ丘バプテスト教会。福岡市東区香住ヶ丘4-2-14にあります。1955年の開設です。この教会は昨年、ペシャワールで銃撃され亡くなった中村哲氏が洗礼を受けた教会です。現在、協力牧師の藤井牧師が長らく牧師としてお働きになりましたが、藤井牧師は目が見えない、というハンディを背負いながらも生涯をイエス・キリストの福音を伝えるために用いておられる先生です。祈りの課題は以下です。①礼拝に共にあずかる。②苦難をキリストにあって受けとめる。③自分に頼らず主に信頼する。牧師・堀内 明、名誉牧師・藤井 健児

2021年01月16日