1/9 マルコ福音書1章12-14節 「バプテスマの後、荒野へ」

 マルコ福音書では最後の預言者であり主イエスの到来を告げるヨハネの活動で旧約とつなぎ、主イエスがバプテスマを受けることによって新たな「福音」の世界の扉が開かれていきます。10節と12節で「〝霊〟」とあり、「聖霊」と何か違うのかと思いますが、「霊(新改訳では「御霊」)」は「聖霊」より古い言い方で、「霊」といわれていましたが、後によりはっきりと「聖」が加えられたので内容は同じです。マルコのあとのマタイ等は「聖霊」と記しております。イザヤ書等では(神の)霊が注がれる存在がメシア(=キリスト)の到来を示すものでした。そしてバプテスマを受けた後に、荒野に送られます。荒野でテストされてから、バプテスマではなく、バプテスマ後に荒野に送り出されるのです。「サタン」とは「試みる者」でもあり、その荒野の中で主イエスがこの世界でなすべき宣教が確かにされるのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 西福岡のぞみキリスト教会。長く「伝道所」として活動しておりましたが、2019年に教会組織をされました。割りと最近の「バプテスト」誌か、「世の光」誌で紹介されていたと思うのですが、すぐには出ませんであんまり詳しいことは語ることができません。Mさんが教会のメンバーでいらっしゃったけど、今もお元気でしょうか。祈りの課題は以下です。神の愛が地域の人々の平安を支えてくださいますように。②新来者が信仰に導かれますように。協力牧師・亀井 良雄(プリントでは漢字を間違えていました)

2021年01月05日