12/1 創世記38章1-30節 「苦しみと痛みの中から」

 ユダは結婚し、三児を得ます。長子エルはタマルと結婚後エルは召天。次に弟がタマルと結婚するのですが、弟は従わず、その後召天。次には三男シェラと結婚ですが、成人までタマルは実家に戻ります。その後シェラが成人してもユダは何の連絡もしません。寡婦のままで待ち続けなくてはいけないタマルは経済的にも精神的にも激しい痛みを持ちます。ついに、タマルは遊女の姿をとり、自らを隠し、義父であるユダと一夜を過ごし、妊娠します。タマルの妊娠を知ったユダは「嫁が不倫をした、殺せ」と命じますが、その相手は自分。ユダの行動、責任放棄、弱い立場の女性の苦しみと行動、その歴史が主イエスの系図に加わります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 嬉野基督教会。佐賀県嬉野市嬉野町下宿乙2350-22にあります。基督は「キリスト」と読みます。嬉野は温泉で有名な地で、この教会の近くにも温泉のあるホテルや旅館がたくさんあります。昔、加来牧師という方がいらっしゃったころ、洗礼(バプテスマ式)を旅館の温泉で行ったとか聞いたことがあります。今は新しい会堂と広い駐車場があります。教会に行って礼拝して、帰りに温泉というのはいいですね。もちろん、今はコロナ禍にあり、やっているかどうかお尋ねしてください。祈りの課題は以下です。①処女降誕のキリストを信じる信仰。②兄弟姉妹のデボーションの充実。③父なる神さまの恵みと愛の実感と実践。牧師・藤野 慶一郎、協力宣教師・車 孝振、金 恩妃

2020年11月29日