11/7 コヘレトの言葉9章11-12節 「私共がすべきこと」

 この箇所を読みながら「そうだねー」と相槌をうちます。「時」に乗るか、乗れないか。うまく時流に乗ってそれで社会的に賞賛を浴び、褒め称えられる人もいますし、いくら才能があっても、チャンスや出会いがなく、多くの人々から知られずに終わることもあります。しかし、どんな時でも人間の可能性を他者が奪わないことが大事です。長野県上田市に戦没画学生慰霊美術館「無言館」があります。戦争のためかりだされ、若くして命を奪われた画学生らの絵が飾られています。戦争は画才や様々な能力がある持つ若人の将来を奪い、未来と文化の芽を抜いたのです。音楽家でも、学者でも、優れた才能が戦争やテロで奪われてよいはずがありません。世界中の誰にも平等に学習の機会、発表の機会をつくることが、未来を創り出すことの一歩なのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 熊本南キリスト教会。熊本県宇土市新小路町101-1にあります。祈りの課題は以下です。①礼拝・交わりが祝されるように(午前中に変更)。②来年からの放課後児童クラブの準備のために。③地域に生きる教会活動のために。 牧師・朴 哲浩

2020年11月04日