4/16「弟子たちが新しく生きるように」ヨハネ福音書21章1~14節

 主イエスが復活後、しばらくして教会が聖霊の息吹により生まれる前、弟子たちの信仰は時に高まり、時に不信に陥る時があります。弟子たちは出身地に戻り、かつての漁師に戻ったようにも記されます。しかし、この日、イエスの弟子に招かれた朝のごとく、一晩中漁をしても、何の獲物もとれません。その時、主イエスが彼らに声をかけ、あの日と同じように舟の右に網を下すと、沢山の魚がとれました。そして、弟子たちは全てを悟ります。イエスの声を聴かなくては何の獲物もとれず、生きることができない自分の姿。弟子たちが働くのは、主イエスの救いの業を伝えるためであり、自分の腹を満たすのではなく、世界に恵みを伝える働きのためなのです。その働きのために主御自身が朝食を用意されるのです。この朝、弟子たちはなんと嬉しい、忘れられないひと時でした。

<日本バプテスト連盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 大津バプテスト教会。滋賀県大津市木下町9-5にあります。「大津教会」は長く牧会された浜崎牧師の考えもあってか、「聖霊の働き」を強く言う教会と思うのですが、一方、深く聖書を学ぶことも(当然ですが)大事にされていると思います。規模の大きな教会なので、小さなグループをつくってそれぞれのグループでの牧会や伝道をされています。この教会の上田牧師は、実は神戸の生まれ。お父様は今の「新神戸」駅に近いところで「飴やさん」をやっていました。私が神戸教会在任中は上田先生のお母様のバプテスマをさせていただきました。おねーさんも元気でしょうか。上田先生はとても地味に見える先生で、あんまり「聖霊!」っていう先生はないのよね。教会の祈りの課題は以下です。➀主の教えに従ってそれを守ることができるように。②地の塩・世の光として用いられるように。牧師:上田益之

2020年04月14日