10/14 ヨブ記3章11-19節 「苦しみとは」

 「苦難が真に苦難としての圧力を持つのはそれが未解決としての性格を維持する時である。いわゆる『やり場のない』苦しみのみが真実の苦難である」(北森嘉蔵)。「解決しない問題」を今、持つ方がいましょう。私自身もその問いを持ちつつ、誰かの苦難を聞く時には自分の無力さしか感じ得ない時があります。故に「逃げて」しまう。当人は「逃げられない」苦しみを抱いているのに…。「神の沈黙」、遠藤周作に共感を抱き読んだ問いは四十年経た今も完全な解決を得ていません。榎本保昭牧師は語ります。「今、私たちの最も悲しいことは、苦しみをぶつけていく神をさえ持たないことである。暗闇の中で叫ぶ相手を知らないことである」と。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 釧路キリスト教会。釧路市若竹町6-16にあります。この教会の奥村牧師夫妻には昔からお世話になっており、西南学院大学神学部の神学生の時は、当時、奥村牧師がいらっしゃった福岡市の姪浜バプテスト教会で奉仕神学生として多くを学ばせていただきましたし、福岡有田教会時代には、姪浜が近かったのでいろいろ楽しい時を過ごさせていただきました。何より、奥村先生ご夫妻についていくと「美味しい物」を食べることができます。いつか釧路にも伺いたいと思っています。釧路湿原というのにも行ってみたいし。奥村牧師は釧路で四か所の礼拝をもっていらっしゃるみたいで本当にバイタリティ溢れる、尊敬する牧師です。祈りの課題は以下です。。①「四つの礼拝」が進展するように。②着任の新宣教師の働きのために。③世界中のコロナで苦しむ方々のために。牧師・奥村敏夫、宣教師・マシュー・チン・メイ・マン、ダイアナ・ウォン・サン・サン

2020年10月10日