10/3 ヨハネ福音書3章1-17節 「神の息吹が心に抜けて」

 4章の「昼の対話」の前、「夜の対話」です。議員であるニコデモが隠れて主イエスのところにやってきます。2節の「しるし」はサイン、証拠等の意味で、主イエスが語っている内容や、神殿での騒動です。ニコデモは自分の歩みに自信を持っていた一方で満たされぬ不安や心配、救いの確信を持てなかったのです。主イエスは「新たに生まれなさい」と語ります。その意味は、自分で自分の人生はすべてコントロールできない。神の霊、神の息吹、神の心を広く受け、神に愛されている者として、神の愛に生きる者として歩みなさいということです。議員としての地位と権力を正しく用い得ない苦しみも問い直されたのです。その夜から、ニコデモの歩みは変わったのです。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 苫小牧バプテスト・キリスト教会。「苫小牧」という地はかつて工業が発展していましたが、今はどうなのでしょうか。教会は苫小牧市日吉町2-4-20にあります。現在、専任牧師はいらっしゃいませんが、もちろん教会は牧師があって存在するのではなく、主イエスの歩みにならおうとする方々が集められて教会は形成されていくのです。祈りの課題は以下です。①コロナ禍が早く収束し、②無牧師の中、主の礼拝が守られ、③新会堂が用いられますように。代務者・桜井 明

2020年09月29日