7/10 Ⅰペトロ4章19節 「『苦しみ』について考える」

 信仰があっても試練や苦しみ、他人からの非難があることに対しての返答。たまに、自分で悪いことをやって、(泥棒とか他人への余計な干渉)それに対して「非難された」等は除くべき、また前提として「きちん」とした生き方をすることと記されます。さらにより深いメッセージは、「試練や苦しみ」に会う時、喜びなさい、なぜならキリストも多くの苦しみに会ったゆえ、キリストに従う歩みができているから、と語ります。ただ、私は深い苦難に生きる人に対して簡単にそう言えない、と感じます。「苦難」はなぜあるのか、その意味を問うのが宗教。気軽な答えはなく、主と共に、そして受難者と共に自らも十字架を負うことなしには「苦難」について語り得ないのです。それができない自分の小ささ、足りなさをまた日々感じている者でもあります。

<日本バプテスト連盟加盟教会・伝道所等を覚えての祈り> 日本バプテスト連盟 花小金井キリスト教会。東京都小平市花小金井1+26-33にあります。この教会の牧師夫妻とも昔からお付き合いがあります。藤井牧師はかつては自衛隊の音楽隊に所属し、トロンボーンを吹いていたというプロの音楽家でありました。音楽大学を出てもプロの楽団に専属するのは本当に一握り。藤井牧師は音楽大学は出ていないのにプロになるというのはすばらしいものです。青年時代に家族のことなど考えることが多く、数年の時間を経て、牧師になる道を選びました。もちろん、選ぶことの前に選ばれている主の導きがあったのです。牧師になってから、私の義父である民家(これは名前よ)が東北地方連合「開拓」伝道として、酒田市で集会をもっており、この酒田で伝道所の牧師をしておりました。しかし、高齢でもあり、志半ばで癌になり、リタイアして、私どもが当時いた神戸に転居しました。さて、酒田伝道所に自ら手を挙げてくださったのが、藤井牧師夫妻です。毎日のように更新されるSNSを見ながら祈っておりました。しかし、酒田で新たな教会をたてていくことはものすごくエネルギーが必要です。心込めて全身全霊をこめて酒田でお働きになったあと、今の花小金井教会牧師に就任されました。さて、花小金井教会は駅にも近く、会堂がとても素敵です。充実したホームページもありますので、ぜひ見てください。藤井牧師の証しも掲載されています。花小金井教会の祈りの課題は以下です。①集まることが困難な中、教会の交わりが守られますように。②主にある希望を証しし続けられますように。牧師・藤井 秀一

2020年07月04日